大学概要

寄付金の募集について

「明治薬科大学基金」募金趣意書

学校法人 明治薬科大学
理事長 佐川 賢一

明治薬科大学
学長 越前 宏俊

明治薬科大学は、明治35(1902)年に恩田重信先生により創設され、建学の精神である「薬学の普及」「社会に有用な薬剤師の養成」「医薬分業の実施」をもって「国民の保健衛生への貢献」を理念とし、今日まで約120年という長い歴史を刻んでまいりました。また、平成10年の清瀬キャンパス移転・統合からも20年以上の歳月が流れ、今日では、本学はこの清瀬の地にしっかりと根を下ろしている状況です。

これまでにも令和4年の創学120周年記念式典・記念講演会の挙行、平成26年の附属薬局の開設など様々な事業を展開し、平成28年春には、キャンパスまで徒歩3分という好立地に「女子寮せせらぎ」を竣工しました。また、今後は、本学発祥の地である東京都千代田区紀尾井町の剛堂会館の建て替えなどを計画しており、長い歴史と伝統に培われた強固な薬学教育・研究体制のさらなる発展を目指し、引き続き多様な事業を展開してまいります。

また本学は、6年制の薬学科と4年制の生命創薬科学科を併設しております。6年制の薬学科では豊かな人間性と専門知識を備えた「医療の担い手」としての薬剤師を、また、4年制の生命創薬学科では次世代の創薬研究者・専門技術者を育成すべく両学科とも特色をきちんと「見える形」にして教育研究の体制を整え、法人・大学が一丸となって大学の発展に取り組んでおります。

一方、近年では、少子化により18歳人口が減少に転じており、学生確保において大学間競争が激化するなど、私立大学を取り巻く環境は今後も厳しい状況が予想されます。また、薬学・薬剤師に対して社会が求めるものは時々刻々と変化しており、我々は最先端の知識や技術を学生に継続的に修得させていかなければなりません。さらには、教育研究の質の保証や、キャンパス移転後の経年劣化による施設設備の修繕など喫緊の課題に対し、今後も多額の資金を必要とする事業が見込まれております。

「明治薬科大学基金」は、このような学内外を取り巻く厳しい情勢に対し、真に力量ある薬剤師・薬学研究者の育成という社会的要請に対応した本学の教育・研究活動の持続的発展のため、平成21年1月に設立いたしました。これまでに皆様からいただきましたご寄付は、学部生や大学院生に対する修学支援等、基金の目的に沿った事業に活用させていただいております。特に、昨今の新型コロナ禍に関しましては、令和2年において期間限定で「新型コロナ禍における、学生支援のご寄付のお願い」をさせていただき、多額のご厚情を賜り、学生諸君を応援することができました。その他にも、不幸にして在学中に保護者を亡くされる等で修学困難となった学生への奨学金などにも、本基金を使わせていただいております。心より、御礼申し上げます。

本学におきましても経費節減の努力や事業の効率化には日々取り組んでおりますが、なお一層の安定した財政基盤を確立する必要があります。何卒、明治薬科大学基金への温かいご支援、ご協力を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

問い合わせ先

学校法人 明治薬科大学 法人課
〒204-8588 東京都清瀬市野塩2-522-1
TEL 042-495-8807(直通)
FAX 042-495-8674
E-mail hojin@my-pharm.ac.jp