薬剤師に求められること
超高齢化が進行している日本において、今後、医療の質が変化していくと思われます。
在宅医療やチーム医療のニーズはますます増大し、患者さんはもちろん、医療をめぐる多くの関係者から信頼される薬剤師への期待は一層高まります。
本学はこれからの時代に必要な薬剤師の育成を目指しています。
薬剤師の今
薬剤師は薬の専門家として、医師や看護師などの多くの医療従事者と緊密に連携し、薬の適正使用に力を発揮しています。
チーム医療におけるコミュニケーションの重要性
医師や看護師、薬剤師などの医療多職種が連携し患者をサポートするチーム医療の現場において、コミュニケーション力なしには仕事は成り立ちません。
「身近な薬剤師」の存在
平均寿命が伸びる中、「健康で長生きしたい」ということを考える人は多いでしょう。
薬剤師は、薬以外にも健康全般について何でも気軽に相談できる「健康サポート薬局」や、医療・介護の関係施設との連携が深い「地域連携薬局」で、「かかりつけ」としての役割の充実に取り組んでいます。

薬剤師の未来
今後、あらゆる分野において業務効率化などを目的にAI の活用も増えてくると想定されます。AIにできることはAIに任せ、人間にしかできないことに集中できるようになることが求められます。
AI と人間で役割分担
超高齢社会の日本では、効率的で実効性の高い医療が求められています。そこで、AI やロボットの活用も必要になってきます。
薬剤師は、人と人とのコミュニケーションを大切にし、患者さんとの応対やチーム医療に力を発揮していくことになるはずです。また、仕事の現場ごとに課題・問題を発見し、解決する能力が一層求められることでしょう。
本学では、最先端技術やデータサイエンスの知識を使いこなし、より良い薬物治療、地域の方々の保健・衛生に貢献できる薬剤師の育成を目指しています。
