生体分子学

核小体に存在する分子シャペロン様タンパク質 NVL2が細胞内のRNA代謝をどのように制御しているのかを研究しています。リボソームRNAの成熟、テロメラーゼRNAを含む核内非コードRNAの機能制御など、生命活動の根幹を担うRNAの機能維持におけるNVL2の役割を解明することが目標です。この研究を通じて、RNA代謝を標的とした革新的な抗がん薬の開発につなげることを目指しています。

研究室メンバー

研究テーマ

  • リボソーム生合成において、核小体分子シャペロンNVL2が果たすリボソーム複合体の成熟機能に関する研究
  • AAA-ATPase NVL2の機能障害に起因する核小体ストレス応答が、がん細胞を抑制するプロセスの研究
  • 核内RNA分解システムの新たな制御因子SPF30(SMNDC1)が関与する非コードRNA代謝プロセスの研究

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