ベトナムから医師・看護師が来校しました
2025年(令和7年)12月12日(金)、清瀬市内医療系3大学の包括連携協定に基づき、国立看護大学校が日本に招待したベトナムの医療関係者10名(ハイズオン医療技術大学、ハイズオン総合病院、国立がん病院、ホーチミン市医科薬科大学所属)を迎えました。
国立看護大学校では、医療技術等国際展開推進事業の一環として、今年度より「ベトナム国における医療従事者のための緩和ケアに関する知識と技術の向上」プロジェクトを開始しており、今回の訪問もその取り組みの一環です。
当日は、越前宏俊学長が本学の歴史と国際交流事業について紹介した後、安武夫准教授による「日本における緩和医療に関わる薬剤師の役割と薬学教育」をテーマとした講義が行われ、活発な質疑応答が展開されました。
その後、来訪者はフロネシス棟、資料館、薬草園などの学内施設を見学し、ベトナムでも盛んな伝統医療に関連して、資料館の展示物に強い関心を寄せられていました。昼食の場では、今後の国際交流に向けた意見交換も行われました。

集合写真

安准教授による講義
