令和7年度 防衛医科大学校・明治薬科大学合同多職種連携教育(IPE)評価者・ファシリテータ表彰式
現代の医療は、患者さんを中心として医師、薬剤師、看護師等の医療者でチーム医療にあたることが主流となっており、多職種が連携して業務にあたることが、患者さんに最良の医療を提供する上で不可欠となっております。そのためには、学生のうちから、他の職種の業務内容を理解するにとどまらず、考え方や知識面での共通点や相違点を知った上で、互いを尊重する姿勢を養うことが極めて重要です。また、これからの医療者には、遠隔診療、遠隔訪問看護、遠隔服薬指導といった場面でのICTを利用したコミュニケーション能力を涵養することがますます求められています。
この目的を達成するために、明治薬科大学と防衛医科大学校は、令和2年度から合同IPEの具体的な実施計画の策定を開始し、令和3年度からは、年2回、それぞれ低学年(各学科1年生)と高学年(医学科5年生、看護学科3年生、薬学科5年生)で、完全遠隔形式による合同IPEを実施して参りました。これまでに、計8回、3,388名の学生を対象とし、延べ340名の教員・教官評価者(ファシリテータ)が参加して合同IPEを実施いたしましたが、いずれも成功裏に終了しております。
このように大規模な完全遠隔形式による合同IPEの成功には、評価者(ファシリテータ)として参加する教員の協力が不可欠であり、今回、特に参加回数が多かった教員に対し、越前宏俊学長から表彰状が授与されました。
<表彰対象者>(五十音順、敬称略)
荒木 信、石井 里枝、大野 恵子、小川 泰弘、小田 絢子、菅野 敦之、小池 伸、下川 健一、杉 富行、鈴木 陽介、髙橋 雅弘、田口 潤、月村 考宏、永井 純子、野澤 玲子、馬場 正樹、道永 昌太郎、宮沢 伸介、宮嶋 篤志、望月 靖子、山谷 明正



