



受験生向けコンテンツ
110年以上の歴史が培った
「人とは違う力」を育むカリキュラム
【7つの独自研修カリキュラム】
学生の、多様な進路に即した経験と実践力を養成できる7種類の特別コース
(病院薬学、地域医療、臨床開発、健康薬学、伝統医療薬学、薬学研究、海外医療研修)
を選択必修のカリキュラムとして用意しています。

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実務実習とコース両方での経験が、
将来に向けた自信につながります。薬学科
原 北斗さん
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4年次からの研究では、講義で得た知識と結びつき、理解が深まります。
薬学科
國島 唯さん
【4研究室を回る実習・演習】
大学院進学を想定した履修制度を用意。
希望する4つの研究室をローテーションして、自分のやりたい研究分野を探索。

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複数の研究室を体験することで、
自分に合った研究室を見つけられます。生命創薬科学科
林 卓杜さん
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アットホームな雰囲気があるからこそ
学びやすい。生命創薬科学科
後藤 裕さん
数字が証明する、明薬の
教育力・就職力。
きめ細やかな指導体制で徹底サポート
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【薬剤師国家試験合格実績】
明治薬科大学では、きめ細やかな試験対策や個別指導、薬剤師国家試験サポートシステムなど、国家試験に向けたサポートが充実。
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【就職率】
1年次からのキャリアプラン形成や、担当職員による個別相談対応など、内定までのしっかりとしたサポートにより、全国トップクラスの就職率を誇っています。
最先端の薬学研究に挑む。
薬学界をリードする
多彩な研究をご紹介
アジア・アフリカ創薬研究センター

本研究センターは、アジア・アフリカ諸国に対する相互交流を通じて、本学の薬学領域の教育・研究における国際的な貢献を目的として平成17年4月に開設されました。平成18年4月には...
アジア・アフリカ創薬研究センター
本研究センターは、アジア・アフリカ諸国に対する相互交流を通じて、本学の薬学領域の教育・研究における国際的な貢献を目的として平成17年4月に開設されました。平成18年4月には日本学術振興会「アジア・アフリカ学術基盤形成事業」の拠点大学に選定され、本事業の中核として本格的な活動を開始しました。本事業では、タイ、インドネシア、インドの拠点機関と共に、その研究課題「亜熱帯生物由来天然物を創薬シードとする医薬品開発研究」に関する様々な薬学基礎研究を展開しています。この間、研究者及び大学院生の招聘・派遣を活発に行うとともに、国際セミナーをバンコク(平成18年)とプーケット(平成19年)で開催するなどの大きな成果を挙げております。これらの事業展開により、本事業の目的のひとつである「創薬にかかわる次世代の若手研究者の育成」に大きな成果を挙げています。

認知症創薬資源研究開発センター
文部科学省・私立大学戦略的研究基盤形成支援事業は、大学が独自の研究戦略に基づき先端的研究を実施するために必要な研究基盤の形成を支援する競争的研究資金助成制度です。
本学の認知症創薬資源研究開発センター研究事業「認知症克服を志向する天然物創薬研究拠点の形成」が、平成27年度私立大学戦略的研究基盤形成支援事業(5ヶ年計画)として選定されました。
【研究の目的】 本邦では認知症患者数は激増しており、高齢化社会を迎え早急な対策が社会的に求められています。認知症疾患の中でも最も頻度が高いアルツハイマー病は、脳にアミロイドベータと呼ばれる異常なタンパク質が蓄積し、神経細胞死が進行する原因不明の難病です。特効薬はなく、画期的な創薬シードの開発が望まれています。近年、次世代シークエンサー技術の飛躍的な進歩に伴い、疾患活動性や薬物応答性を個人ゲノムレベルで解析出来るようになりました。本研究プロジェクトでは、未だ有効な治療薬がない認知症の克服を目指し、革新的な天然物創薬研究の拠点形成を目的としています。認知症創薬資源研究開発センター(Dementia Drug Resource Development Center : DRC)では、次世代シークエンサーとバイオマーカー解析装置を導入し、主任研究者5名が共同研究チームを組織して、高度先進的な創薬研究に取り組んでおります。他機関では入手困難な独創的な天然物素材であるタイ海洋群体ホヤ、皮膚常在真菌マラセチア、地衣類・キノコ・海洋真菌などから、多数の創薬シード化合物を抽出・精製し、多様な誘導体を創製し、全合成経路の開発を行っています。薬効および標的分子を次世代シークエンサーと先端的なスクリーニング系を駆使してゲノムレベルで解析しています。有望な新規化合物は、製薬企業と連携し開発を進めて行く予定です。

武蔵野の自然に囲まれた
最先端の実習・研究施設が
揃うキャンパス


同じ志の仲間と過ごす
充実の学生生活
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学生サポート体制
学生生活をより充実に、徹底サポート。
薬学部の専門的なカリキュラムは物理、生物、化学が基本となります。高校で物理、生物、さらには数学の学習が十分でなかった入学予定者に対しては、希望によりDVD教材を用いた自宅学習と課題添削による基礎学力の向上を図っています。
大学教育に必要な基礎学力を身につける補習教育です。高校で数学、物理、生物、化学の学習が十分でなかった学生には、入学後も、入門科目・演習科目を開講して、数学、物理、生物、化学の基礎学力の向上を図り、さらには、専門教育科目との橋渡しも行っています。
前期及び後期定期試験に不合格の科目がある学生や部分的に理解不足が感じられた学生には、質問・相談コーナーを一定期間開設し、該当科目の担当教員が解説等を行い、基礎学力の定着を図っています。
薬学の専門性を生かして
社会で活躍する卒業生

広い視野から患者さんを見つめ、一人ひとりに最適な医療を提供したい
日本医科大学付属病院 薬剤部
渡辺 圭さん
(2015年薬学科卒業)
薬剤師としての病棟業務が、現在の主な仕事内容です。入院している患者さんに対し、処方された薬の説明をするのはもちろん、医師や看護師からの薬に関するさまざまな相談に対応しています。私たちの意見は、治療に直接反映されるので、責任はとても重いですが、患者さんが元気になっていく様子を見届けられる喜びは、それと比例して大きなものがあります。在学中で一番印象に残っているのは5年次の実習。実務実習とコース特別実習・演習を合わせ8カ月にわたって同じ病院で学び、患者さんの疾患や状況によって、薬の効果に限らない多様な知識が求められることを実感できました。東京オリンピックに向けてスポーツファーマシスト(※)の資格を取得するなど、広い分野を視野に入れて学ぶ姿勢はずっと大切にしています。
(※)競技者等にドーピング防止を指導する資格

事業者をサポートしながら、都民の健康と安全を守ります
東京都健康安全研究センター
広域監視部 医療機器監視課
市川 圭祐さん
(2013年薬学科卒業)
現在所属している部署は、医療機器の有効性や安全性を確保するためのさまざまな業務を担っています。私たちが主に関わるのは、体温計やコンタクトレンズのような医療機器を扱う事業者。法律等で定められた品質や安全管理に係る基準を満たしているかといった項目を立ち入り調査で確認するほか、広告の監視指導なども行います。品質や安全管理に係る基準を満たすことは、事業者にとって自社の活動に関わる重要な点ですので、事業者からのご相談には誠実な態度で臨みつつ、法的な根拠に基づいて分かりやすく伝える姿勢を心がけています。在学中の卒業研究では、多くの文献から情報を探す中で、重要なポイントを抽出するスキルが鍛えられました。そうした収集・読解能力は、今の仕事での「説明に必要な根拠の整理」に生かせています。

常に患者さんを第一に考えながら、チャレンジし続けています
アストラゼネカ株式会社 営業本部
三浦 夢希さん
(2014年生命創薬科学科卒業)
病院の医師をはじめとした医療従事者に対し、医薬品が適切に使われるための情報提供を行っています。私たちが直接患者さんと関わることはありませんが、ご提案した医薬品が採用され、それによって症状が改善した際のお話などをうかがう機会もあり、手がけた仕事の意義を日々実感できます。主に専門職の方とのやりとりになるので、高いレベルでの根拠に基づいた提案が求められますが、努力と誠意が実り、ご納得いただけたときの喜びはほかに変えられません。明治薬科大学では、「学ぶこと」への意識が高い仲間に刺激をもらいながら、集中して学修に取り組むことができました。当時に培った向上心を力に、家庭との両立を実現しながら第一線で活躍するMRとして、女性のロールモデルになるような存在になりたいと考えています。

世界の患者さんに新薬をいち早く届ける一助になりたいと願っています
田辺三菱製薬株式会社
育薬本部 開発事業部
上田 恭子さん
(2014年薬学研究科 博士課程〈前期〉生命創薬科学専攻修了)
自社の新薬を世に送り出すために必要な承諾申請手続きを行っています。弊社は国内だけでなく、海外でも広くビジネスを展開しており、海外の当局に提出する書類の作成も、今の部署の担当領域になります。現在私がメインで関わっている国は中国。日本とは異なる薬についての規制や申請のプロセスを理解し、中国語で文書を作成するのは大変ですが、もともと描いていた「グローバルな領域の仕事を手がける」というビジョンを実現でき、現地に出張する機会も得ながら充実した日々を過ごしています。在学中は、薬に関する専門知識とともに、ひたすら試行錯誤を重ねた課題研究を通じ、目標達成に向けて粘り強く取り組む姿勢を身につけられました。その経験を一つの糧に、新薬を待ち望む世界の人々に貢献できるよう、成長したいと思っています。

チームの医療の一翼を担う自立した医療人として、さらに成長したい
東京慈恵会医科大学
葛飾医療センター 薬剤部(当時)
黒田 良栄さん
(2013年薬学科卒業)
5年次の病院実習コース特別実習・演習で、一人の自立した医療人として、患者さんだけでなく、医師や看護師にも頼られる薬剤師の姿を目の当たりにし、「私もそうなりたい」と思い病院薬剤師をめざしました。そのスタートラインに立ち3年が過ぎた今は、内服薬や注射セットなどの調剤、病棟での患者さんのケアといった職務に励みながら自己研鑽する日々です。私が担当している内科の患者さんには、複数の診療科にかかっている方も多く、別の科の疾病との禁忌や、それぞれの科で処方される薬同士の相互作用により薬物治療が適さないケースがあります。そうした状況にいち早く気付き、医師に堂々と処方提案できるように経験を積み重ね、学生時代に描いた理想に一日でも早く近づきたいと考えています。

仕事の先にいる患者さんをイメージし、地域のために励んでいます
第一三共株式会社
山形第一営業所
小林 真也さん
(2010年生命創薬科学科卒業)
医薬品に関する情報提供を通じて医療に貢献するのがMR(医薬情報担当者)の仕事です。私が普段から意識しているのは、医師をはじめとした医療関係者の先にいる患者さんを思うこと。「自社の薬がどのような患者さんに役立つことができるのか」を考えたうえで、自社の薬の利点や強みをご理解いただけるように働きかける。そうした役割を通じて、医療サービスの充実に貢献できるのは、仕事の大きな魅力だと考えています。在学中は、体系的なカリキュラムの学びで薬の基礎知識を着実に身につけられただけでなく、たくさんの友人や先生と過ごす学生生活を通じて、コミュニケーション能力を大いに磨くことができました。これらの力は、さまざまな立場の方との信頼関係づくりが欠かせない今の仕事で確実に役立っています。