知識を実践力のレベルに高める

薬学科・学科長
杉田 隆 教授
6年制薬学教育の柱となるコアカリキュラムも3回目の改定を迎え2024年度から適用されますが、他職種も含めて医療人として共有すべき価値観を考察するなど、臨床教育を一層重視した内容となります。本学では6年制の初めから、大学で学んだ知識を実際の医療の場で確認するとともに実践力のレベルに高めるために、5年次の病院と薬局における合計22週間の実習に加えて、学生の多様な進路に即した経験と実践力を養成でき、欧米の薬学生と同等の実務能力を身につけることができる「7種類の特別コース」を選択必修のカリキュラムとして実施し高い評価を得ています。さらに2021年から防衛医科大学校と多職種連携教育を開始いたしました(本学1年次全員、5年次病院薬学コースおよび地域医療コース学生を中心として)。
本学は私立薬科大学の雄としての使命を自覚して今後とも新しい教育に挑戦していきます。