国際感覚を身につけた薬剤師を養成

海外提携校への短期留学
海外(アメリカ・カナダ・イギリス・タイ)で語学並びに薬学の実践的な研修を行うことで、国際感覚のある薬剤師を目指します。
英語能力が必須であるため、学生には英語検定(TOEIC)の受験と一定レベルの結果が求められます。
渡航前の医療英語研修、約2か月間の海外での実習、および帰国後の英語での報告会と語学検定受検から構成されています。
メッセージ

コース責任者
海外医療研修コースは、学生のニーズに合わせて3つの時期に、アメリカ研修(6~7月)、カナダもしくはイギリス研修(9~11月)、タイ研修(12~3月)があります。留学先の国や大学によって体験できる研修内容は異なりますが、現地の学部学生と共に大学の講義を受けたり、病院、薬局、企業等を訪問したりすることで、日本とは異なる医療環境や薬剤師の役割について英語を使って学ぶことが出来ます。
アメリカではイリノイ大学シカゴ校で臨床薬学を学ぶ4週間の夏期コースに参加します。アジア諸国からの参加者も多く、全員が同じ学生寮に滞在し、講義だけでなく交際交流のイベントが沢山用意されています。カナダではアルバータ大学で4週間の語学研修と6週間の薬学研修を行います。滞在中はホームステイ先の様々な人種的背景をもつホストファミリーとの時間が持てます。イギリスでは、2週間の語学研修と6週間の薬学研修を行います。大学キャンパス内の学生寮に滞在でき、週末にはロンドンやヨーロッパ諸国に出かける学生もいます。タイでは、チュラロンコン大学もしくはマヒドン大学で8週間の薬局と病院研修を行います。また、伝統医療の聖地にも訪問でき、アジアならではの国際体験が可能です。
研修後の報告会では、それぞれの国や大学で学んだことだけでなく、現地の人々との交流やイベントに参加した経験も報告されます。学生時代に約2か月間の海外生活を経験することで、他国の文化や生活も知ることができ、人間的にも大きく成長できるのがこのコースの魅力だと思っています。
さらに、本学の学生が海外で研修するだけでなく、相手国から教員や学生が日本を訪問する機会も増えています。その時は、一緒に病院や薬局を訪問して日本の制度を説明したり、一緒に実験を行ったりする機会もあります。海外医療研修コースの取り組みが、本学の国際交流が生まれるきっかけにもなっています。国際社会で活躍できる薬剤師を目指すなら是非参加してみませんか。
