研究マインドを持った薬剤師を養成

学内での臨床研究
教員の指導を受けながら臨床薬学研究を進めます。
病院・薬局実習の経験の中から自ら見出した問題や、自分の興味のある課題に、じっくり時間をかけて取組みます。
研究を経験する事によって、前向きに探求する態度と必要な技術を身につけます。
メッセージ

コース責任者
小笠原 裕樹 教授
薬学研究コースは、学内教員の指導のもと、基礎的な薬学の研究のみならず、標準実務実習で見出した臨床の現場からのニーズに呼応した研究課題等に、じっくり取り組むことを希望する学生を受け入れる学内研修コースです。5年次に活動する本コースでは、4年次に行った卒論研究での経験を活かして、6年次の卒論研究に繋がる「研究志向の学生」のために用意されたコースであると言えます。
選択した学生には、(1)実習を開始するまでに、研究内容を指導教員と十分に話し合い、研究計画書を作製すること、(2)毎日の実習記録を残すこと、(3)特別実習期間中は、他のコースでの実習に相当する時間に、実験・研究に取り組むことを課しています。慣れ親しんだ環境の中で、思う存分に実験・研究してもらうために、各研究室の指導教員も、受け入れ体制を整えて臨んでいます。
薬学研究コースは、学内の研究活動レベルを維持し、将来の教育に備えるためにも重要なコースであると同時に、卒業後にどのような進路・職種に就いても、本コースで身に着けた自発的で研究的な思考が、様々な場面で役立つものと考えております。