地域に根差した薬局薬剤師を養成

保険薬局を中心とした地域医療実習
薬はもとより健康管理全般にわたって適切なアドバイスができる薬剤師を目指します。
本学独自の長期実務実習を実施し、今後、薬剤師の活躍が期待される在宅医療やセルフメディケーションなどを幅広く学び、新しいコミュニティーファーマシーの概念を打ち立てる能力を身につけます。
メッセージ

コース責任者
山﨑 紀子 教授
地域医療コースでは、患者を対象とした薬物療法のみならず地域住民の健康サポートを含めた薬局薬剤師の社会的役割を修得する実践的教育を目指しています。そのために、11週間の薬局実務実習で修得した内容から更に発展させたアドバンス教育を提携薬局施設において実施しています。
本コースでは、実習を通して地域医療における問題発見能力を養うとともに、問題解決に向けた提案をするため各自が研究テーマに取り組みます。週4日の提携施設での実習に加え、毎週金曜日6~7名の少人数グループ(担当教員は2~3名)で学内ゼミを行います。各自の研究テーマや課題について積極的なグループ討論を行い、最終的には論文形式でのレポート作成能力、報告会でのプレゼンテーション能力を養います。本コース学生からは11週間の薬局実務実習では得られなかった地域医療への使命、やりがいを修得したとの好評価を受けています。