研究

研究室

公衆衛生・疫学

広い視野で患者ケアに貢献するエビデンスをつくる薬剤師の教育・研究を目指しています。薬剤疫学や薬剤経済学の知識を生かして、薬剤師による患者ケア介入効果の検証、高齢者の薬物治療適正化と潜在的問題点把握のための研究、医療情報ビッグデータを用いた医薬品の有効性・安全性・経済性の評価研究などを行っています。国際共同プロジェクトも始めました。

研究テーマ

糖尿病治療薬の選択と治療効果(国際比較)

研究概要

医療情報データベースや医療機関の電子カルテ情報を使って、糖尿病のリスク要因と治療法の選択について評価する研究。日本と韓国の国際研究として実施中。

抗菌薬適正使用と薬剤耐性(AMR)の関係に関する研究

研究概要

全国の医療機関から提供を受けたDPC/JANISデータを用いて、抗菌薬適正使用と薬剤耐性並びに医療費との関係について研究している。九州大学並びに山梨大学との共同研究として実施中。

がん化学療法における費用対効果の研究

研究概要

膵癌の治療レジメンの費用対効果分析を行っている。がん専門の医療機関との共同研究で、カルテ調査やQOL調査を実施し、それらを統合した経済モデル分析を実施中。

医療情報データベースを活用した薬剤疫学研究

研究概要

様々な医療情報データベースを活用して、リウマチ性疾患や骨粗鬆症などの実臨床における薬物治療の実態把握と、それらと有効性、安全性、経済性との関係性を評価している。

薬価制度に関する研究

研究概要

費用対効果や薬価算定ルールに関する政策研究を実施している。