生化学
低分子量Gタンパク質は、GDP結合型(“OFF”)とGTP結合型(“ON”)を行き来することで働く、細胞内の“スイッチ”分子です。
例えばホルモンなどで刺激された細胞内では、ある種の低分子量Gタンパク質が活性化され、エフェクター(標的タンパク質)を介して多様な細胞機能を制御します。ヒトには150種類以上の低分子量Gタンパク質が存在しますが、それらの機能制御の破綻は癌などの疾患に関わり、創薬標的としても注目されています。
研究室メンバー
研究テーマ
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ARF/ARLファミリー低分子量Gタンパク質の生理機能と活性制御機構の解明
ヒトに存在する29種のARF/ARLファミリー低分子量Gタンパク質について、細胞・個体レベルでの機能解析や活性制御の分子メカニズムの解明を行っています。
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低分子量Gタンパク質研究ツールの開発
細胞内での活性化状態や制御因子との相互作用を、高感度かつ定量的に評価できる新規解析ツールの開発を進めています。
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スタチン副作用(横紋筋融解症)の分子メカニズム解析
高コレステロール血症治療薬スタチンによる筋障害に着目し、筋細胞死とオートファジー誘導の関係を分子レベルで解析しています。
