薬剤師の体験を通じて、健康について考える


毎年、明薬資料館では、近隣の小学生を対象に薬剤師の体験イベント「明薬資料館子ども向けイベント」を開催しています。このイベントは、大学の地域貢献の一環として開催しており、子ども達に学習のきっかけを作り、また、薬剤師に興味を持ってもらうことを目的としています。
令和3年度は、今般のコロナ禍により、対面での開催を取り止め、教材を郵送し自宅体験をしてもらうことにしました。この企画にて、清瀬市内の小学校10校の4~6年生に募集したところ、定員100名に対して366名の応募がありました。検討の上、今回は申込者全員に参加して頂くことにしました。そこには、感染拡大防止のために自宅に滞在する時間が長くなってしまうこのような状況の中で、元気な小学生へ「コロナに負けるな!」という思いを込めています。
今回のプログラムは、「アロマスプレー作り」、「お薬カレンダーセッティングと1週間服薬体験(薬の代替はラムネ菓子を使用)」、「手指の微生物と手洗い・消毒の効果」です。
このプログラムは、アンケートの回答をもって修了とし、アンケート回答者には、「修了証書」及び本学資料館記念品を差し上げました。
アンケートの内容には、ご本人からは「将来薬剤師になりたい」、保護者からは「親子のコミュニケーションがとれた」等の嬉しい回答が多数ありました。
本イベントが充実した夏休みの一助となったならば幸いです。また、子ども達が元気に外で遊べるように、一日も早いコロナ終息をスタッフ一同心より願っております。

上記画像は前回開催の様子です