6-1.平成24年度医薬品化学特論 A


担当教員名: 齋藤 直樹

講義概要(学問分野、主たる講義項目)と目標:

様々な医薬品の多くは複素環を含んでいます。また、核酸塩基をはじめとする多くの生体成分の機能を理解するために複素環化学を正しく理解する必要があります。本講義では、これまでに学部で学習してきた有機化学の集大成として複素環化学の基礎から応用まで概説するとともに、2,3の生物活性複素環天然物の全合成を題材として、薬学研究における有機化学が果たすべき役割について正しく認識できる力を養成します。


講義計画:

月日

担当者

テーマ

内   容

10/8

齋藤直樹

含窒素複素環化合物(1)

一般的性質

生体内で重要な役割をもつ代表的な含窒素複素環化合物について概説します。

10/15

齋藤直樹

含窒素複素環化合物(2

インドールを中心として

ピロールやインドール環の代表的な合成法とこれらの環を含む代表的な生物活性物質について演習を交えながら学習します。

10/29

齋藤直樹

含窒素複素環化合物(3

キノリンを中心として(その1)

キノリン環の代表的な合成法とこれらの環を含む代表的な生物活性物質について演習を交えながら学習します。

11/5

齋藤直樹

含窒素複素環化合物(4)

キノリンを中心として(その2)

PQQ、及びインドールアルカロイドに分類されるキノリン系天然物の化学について取り上げます。

11/12

齋藤直樹

含窒素複素環化合物(5)

イソキノリンを中心として(その1)

天然物が生み出す新規機能性分子の化学的研究についてエピソードを交えながら紹介します。

11/19

齋藤直樹

含窒素複素環化合物(6)

イソキノリンを中心として(その2)

代表的な天然物の全合成を題材として話題性のある合成法について解説します。

11/26

齋藤直樹

生物活性アルカロイドの化学(1)

医薬品と新規医薬品のリード化合物として期待される天然アルカロイドの化学について学習します。

12/3

齋藤直樹

生物活性アルカロイドの化学(2)

医薬品と新規医薬品のリード化合物として期待される海洋アルカロイドの化学について学習します。

12/10

未定

未定

10

12/17

未定

未定


テキスト:
特にありません。


参考書:

新編ヘテロ環化合物(基礎編) 山中宏、日野亨、中川昌子、坂本尚夫 著(講談社サイエンティフィック)

Classics in Total Synthesis, K. C. Nicolaou & E. J. Sorensen, VCH


成績評価の方法:

授業態度、演習に対する取り組み方、レポートなどを総合的に評価します。

教員からメッセージ: 複素環は様々な官能基が凝縮された構造を持ち、有機化学の断片的な知識だけでは理解することが困難です。しかしながら、これまでに学習してきた有機化学の知識を適切に利用すれば正しく理解することができます。本講義に積極的に参加してくれることを望みます。

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