健康薬学コース

保健衛生分野で活躍する薬剤師を養成

学内での臨床研究

環境衛生、食品衛生、疾病の予防、薬事行政など幅広い保健衛生分野で活躍する薬剤師を目指します。公衆衛生、環境衛生や食品衛生の試験や検定などを行う調査・試験研究機関での実習を通じて、保健衛生関連の技術・技能、試験法の原理と意義、検定業務の実際を習得し、問題解決能力を養います。

健康薬学コース

コース責任者:石井 一行教授

実施報告

本コースは、環境衛生、食品衛生、疾病の予防、薬事行政など幅広い保健衛生分野で活躍する薬剤師の育成を目指し設立したコースです。
主に公的試験研究機関を中心に行う調査・研究を通じて、それら関連の技術・技能、試験法の原理と意義の実際を習得し、問題解決能力を養うことは勿論のこと、公務員試験受験へ向けてのモチベーションを高めることを目的としています。

本コースは、 4月に派遣先で行う実習についてグループで下調べをし、発表とともに派遣先で必要になる最低限度の手技手法の指導を担当教員から受けました。
さらに本学で、派遣先の指導者の先生方7名を招聘し、それに関連する特別講義を行いました。
実習は、基本的に各期3名が一組になり、 1つの部署で1年間を通して行います。
また、 3週に1度、土曜日に本学において近況や成果の報告会を行っております。
本コースを受講した学生に対しては、派遣先の指導者の先生方からも高い評価を頂いております。

薬学科6年(撮影時):芝崎 健悟さん

学生の声

私は、公的試験研究機関において薬剤師がどういった関わり方をしているのか興味があり、健康薬学コースを選択しました。
私の実習先では、天然系食品添加物の成分の解明、規格基準の設定、分析法開発のための研究やバイオテクノロジー応用食品添加物の化学的安全性評価のための研究を主な業務としています。その中でも私はqNMR/LCを用いたlycopeneの新規定量法の開発を研究テーマとして実習を進めました。内標準物質の選定、qNMR及びHPLC条件、トマト中のlycopeneの抽出法の検討を主として行いました。
実習中に進めたテーマで、薬学会で発表をする機会を頂きました。発表準備をする中で分かり易く研究成果について伝えることの難しさを知りました。実習先の先生と色々と相談しながら発表スライドの調整を行い、その結果、優秀発表賞を頂くことができました。
公的試験研究機関での実習は、大学で学んできた分析化学や有機化学、環境衛生などに関する知識を生かせる場であると感じました。大学では、薬理学や病態学など臨床に関する分野の授業がメインですが、それ以外の分野の授業も薬剤師が活躍する仕事に繋がっていきます。
健康薬学コースにおける実習は、様々な進路選択を考えさせてくれる点においても非常に有意義なものであると感じました。