第4講 Schrodinger 方程式 (1)
Schrodinger 方程式
時間に依存する Schrodinger 方程式
∂Ψ/∂t = HΨ
H は Hamiltonian といい,質量 m の粒子がポテンシャル V(r) の中にあるときは次のような1次変換である。
H = -(h2/2m)∇2 + V(r)
時間に依存しない Schrodinger 方程式
Ψが
Ψ(r, t) = ψ(r)eiEt/h
のように表されるとき,Schrodinger 方程式は次の ように表される。
Hψ(r) = Eψ(r)
これは時間に依存しない Schrodinger 方程式と呼ばれる。
教科書 p.234〜235 参照
無限に高いポテンシャル障壁によって束縛された粒子の運動 (1次元)
V(x) = 0 for 0 < x < a
= ∞ otherwise
Hamiltonian H
H = -(h2/2m)d2/dx2 + V(x)
Hψ = Eψ
x < 0 または x > a のとき, V(x) = ∞ だから
ψ(x) = 0
0 < x < a のとき, V(x) = 0 だから Schrodinger 方程式は
-(h2/2m)d2ψ/dx2 = Eψ
E ≦ 0 では解はなく E > 0 のとき
E = En = (h2/2m)(nπ/a)2
ψ(x) = ψn(x) = (2/π)1/2 sin(2nπ/a)
n = 1, 2, .....
古典力学との相違点
(1) 系のとり得るエネルギーが離散的である。
(2) 基底エネルギーが 0 でない。
教科書 p.235〜238 参照

演習問題
1. 上の解について次の問に答えなさい。
(1) 第1励起エネルギーを求めなさい。
(2) 基底エネルギーが 0 でないという結果は不確定性原理に 対応していることを示しなさい。
この問題を通して勉強すること
簡単な例を通して Schrodinger 方程式を解く過程を知る。
解答は こちら にあります。

課題
1. 上の Schrodinger 方程式を解いてみよう。

SYLLABUS 目次

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