コース一覧
プライマリ・ケア (第1日曜日開催)
健康支援(第1日曜日開催)
OTC医薬品の相談販売(第1日曜日開催)
漢方前期(第4日曜日開催)
- 東洋医学の理論と臨床の実際 大野 修嗣 (4コマ)(A01)
- 漢方エキス製剤のDrug Informationと服薬指導 赤瀬 朋秀 (4コマ)(A02)
- 重要漢方処方解説 石毛 敦・岡安 維蓉 (4コマ)(A03)
プライマリ・ケア (第1日曜日開催)
プライマリ・ケアの総合力を身につける (C01)
特任客員教授 矢澤 一博
日本プライマリ・ケア連合学会理事、プライマリ・ケア薬剤師認定制度委員会委員長、生涯教育委員会委員、
明治薬科大学 特任客員教授 (生涯学習担当)、医学博士、薬剤師、鍼灸師
講義内容
明治薬科大学の薬剤師生涯学習講座は薬剤師認定制度認証機構の認証(G06)を取得し、開催を重ねてきました。本年度のリニューアルを機に、プライマリ・ケア領域でのエッセンスを前期に集中してスモールグループの参加型形式で行います。特別講師はすべてプライマリ・ケアの実践者です。
4月は、プライマリ・ケアで必要な医療人のマインドを身につけていただきます。コミュニケーションを単なるスキルではなく医療人のマインドとして昇華させた石川ワールドを堪能いただきます。
6月は、プライマリ・ケアで重要な生活習慣病の予防を身につけます。薬剤師が知っておくべき知識は刻々と変わっています。講義では、生活習慣病に関する知識をどのように手に入れ、それをどう活用するかについて、ガイドラインを用いて学習すると共に、食事、運動、ストレスなどの生活習慣を変えるための行動科学的手法を身につけます。
7月は、プライマリ・ケア薬剤師に必須のEBMを身につけます。薬物治療についての情報があふれ、日常業務がますます多忙を極める中で、日々自己学習を継続しながら、EBMのステップに則った自己学習を継続できる薬剤師育成、薬物治療についての適切な情報提供ができる薬剤師育成、地域で他職種の抄読会を立ち上げ生涯学習の核となる薬剤師育成を実現することを目標とします。
9月は、連携・協働を視点に医師、歯科医師、栄養士それぞれからの講義です。プライマリ・ケアの現場で多職種が連携して活動する重要性は言うまでもありませんが、現状は連携が十分とはいえません。連携を超えた協働となると、どのように協働していくべきか十分理解されていません。各職種を知り、薬剤師がどうやって協働していくかを受講者自らグループワークを通して考えます。
| 2013年 | 講義概要 |
|---|---|
| 6月2日-1 | 生活習慣病のNow Update -ガイドラインの活用法- (G06-C010413060201) 講師:客員教授 石橋 幸滋(医師) 石橋クリニック院長 日本プライマリ・ケア連合学会理事、多職種協働のあり方プロジェクトチームリーダー、東京医科歯科大学臨床教授 生活習慣病の診断、治療、ケアは常に変化しているため、私たち医療者はその知識を更新していかなければなりません。この講義では、高血圧や糖尿病治療ガイドラインをもとに、知識更新のために必要な技術を学び、日常活動に活かす工夫を考えます。 |
| 6月2日-2 |
行動が変わる生活習慣指導 -食事編・運動編- (G06-C010513060201) 講師:客員教授 石橋 幸滋(医師) 石橋クリニック院長 日本プライマリ・ケア連合学会理事、多職種協働のあり方プロジェクトチームリーダー、東京医科歯科大学臨床教授 生活習慣病の予防及び治療のためにも生活習慣を変えることが重要であるが、患者さんの生活習慣を変えさせることは極めて難しい。この講義では、特に食生活や運動習慣を改善するための行動科学的手法を学ぶと共に、最近流行の糖質制限やロングブレスダイエットなどの活用法なども含めて、患者さんの生活習慣改善ができるようになることを目的としています。 |
| 6月2日-3 |
行動が変わる生活習慣指導 -ストレスコントロール - (G06-C010613060201) 講師:客員教授 石橋 幸滋(医師) 石橋クリニック院長 日本プライマリ・ケア連合学会理事、多職種協働のあり方プロジェクトチームリーダー、東京医科歯科大学臨床教授 生活習慣病の予防及び治療のためにも生活習慣を変えることが重要ですが、患者さんの生活習慣を変えさせることは極めて難しい。この講義では、特に心の健康に必要なストレスコントロールについてその手法を学び、患者さんへ指導できるようになることを目的としています。 |
| 6月30日-1 |
1.プライマリ・ケア薬剤師に必要なマインドの基本 (G06-C01011306301) 講師:石川 雄一(医師) 日本ヘルスサイエンスセンター 代表取締 日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア薬剤師認定制度委員会委員 限られた時間で薬剤師−患者間の信頼構築、情報交換を行い、薬剤が患者さんの健康により効果的になるためのコミュニケーション力が薬剤師に求められます。薬剤師の持つ知識を患者さんの頭だけでなく、心の中にも染み込ませるためのコミュニケーションスキルをマインドとしてつかんでいただきます。 (キーポイント) [1] 自分を知る 〜自分のコミュニケーションスタイルを知る〜 [2] 場づくり 〜コミュニケーションできるムードをつくる〜 [3] 絆づくり 〜信頼関係を構築するためのコミュニケーション法をつかむ〜 |
| 6月30日-2 | 2.薬剤師さんありがとう。今日は話せてよかったよ。 (G06-C01021306301) 講師:石川 雄一(医師) 日本ヘルスサイエンスセンター 代表取締 日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア薬剤師認定制度委員会委員 患者さんから「わかりました」という理解を示す言葉はよくいただきます。理解だけでなく納得そして満足へ。更に感動にいたるコミュニケーションはどのように展開すればよいのか。言語、姿勢、態度の基本的なコミュニケーション法を学んでいただきます。 (キーポイント) [1] わかりやすい説明法 [2] アドヒアランス向上に繋がるコミュニケーション [3] 患者さんの価値観に基づいたコミュニケーション |
| 6月30日-3 |
3.薬剤師に興味を持ってもらうために (G06-C010313063001) 講師:石川 雄一(医師) 日本ヘルスサイエンスセンター 代表取締 日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア薬剤師認定制度委員会委員 単なる薬の解説者では終わりたくない。患者さんは薬剤師に何を期待しているのでしょうか。患者さんの疑問に応え、その内容に安心感、信頼感を加味していくためのコミュニケーションの展開法をつかんでいただきます。薬品の処方と同時に「薬剤師自身を処方」できる薬剤師の姿が見えてきます。 (キーポイント) [1] 信頼感のある薬剤師に必要な条件とは [2] 「薬効」+「薬剤師の人間力」=「患者の健康向上」、その基本とは [3] 人間的魅力を感じる薬剤師とは |
| 7月7日-1 |
EBMを実践するプライマリ・ケア薬剤師になろう 1.EBMのバックグラウンドを知ろう (G06-C010713070701) 講師:客員教授 名郷 直樹(医師) 武蔵国分寺公園クリニック院長、日本プライマリ・ケア連合学会代議員 ある領域のエビデンスを時系列で眺めてみることにより、臨床におけるエビデンスの位置づけを学ぶ。また、それらのエビデンスを探すために、PECOによる問題の定式化、5Sアプローチによる情報検索法について学ぶ。 |
| 7月7日-2 |
2.治療の論文を使ってEBMを実践する (G06-C010813070701) 講師:客員教授 名郷 直樹(医師) 武蔵国分寺公園クリニック院長、日本プライマリ・ケア連合学会代議員 EBMの5つのステップに沿って、PECO、情報収集法について復習しながら、治療の論文の読み方を学習し、実際の論文を批判的に読み、その結果をシナリオの患者にどう適応するか、ディスカッションする。 |
| 7月7日-3 |
3.メタ分析の論文を使ってEBMを実践する (G06-C010913070701) 講師:客員教授 名郷 直樹(医師) 武蔵国分寺公園クリニック院長、日本プライマリ・ケア連合学会代議員 EBMの5つのステップに沿って、PECO、情報収集法について復習しながら、メタ分析の論文の読み方を学習し、実際にメタ分析の論文を批判的に読み、その結果をシナリオの患者にどう適応するか、ディスカッションする。 |
| 9月1日-1 |
プライマリ・ケアにおける多職種協働 1.医師が期待する薬剤師の役割 (G06-C011013090101) 講師:客員教授 石橋 幸滋(医師) プライマリ・ケアの現場で医師が期待する薬剤師の役割についてミニレクチャーを行い、それを実践するためにどうすべきかをグループワークを用いて受講者と共に考える。 |
| 9月1日-2 |
2.栄養士との協働を考える (G06-C011113090101) 講師:西村 一弘(管理栄養士) 緑風荘病院管理栄養士、日本栄養士会理事、日本病態栄養学会理事、西東京臨床糖尿病研究会理事、日本プライマリ・ケア連合学会多職種協働のあり方プロジェクトチーム員 厚生労働省では膨張する医療費抑制のため、今後重視する医療の方向として、チーム医療と在宅医療の推進が示されている。他の職種と連携する際に、最も重要とされていることとして、お互いの職能を理解することが提唱されている。本講義では、傷病者に対する介入の中で、特に在宅療養者の栄養問題を如何にして、チーム医療で効果を上げていくのかについて事例を紹介し、管理栄養士の業務や役割を理解して、連携と協働を考える。 |
| 9月1日-3 |
3.歯科医師との協働を考える (G06-C011213090101) 講師:客員教授 小玉 剛(歯科医師) こだま歯科医院院長、日本プライマリ・ケア連合学会多職種協働のあり方プロジェクトチーム員 他の職種と連携で最も重要とされていることはお互いの職能を理解することです。お口の中の汚れ(歯や歯肉、上顎、舌)やお口の疾患(むし歯や歯周病、口内炎など)があったり、義歯が合わなかったり、また唾液の流出量が低下したりすると飲み込みがうまく出来なくなります。服薬指導に関連する口腔ケアと口腔機能向上の最新の知見から理解を深めていただきます。 |
テキスト:
6月:「糖質制限でベストエイジングを―健康ピラミッドで若さを保とう」
板東 浩・中村 巧 メディカル情報サービス
「ストレスコントロールがとことんわかる本―いきいき働くためのコツ伝授します」
石橋 幸滋 連合通信社
「元気を引き出す 行動科学的コミュニケーション」
石川 雄一 日本ヘルスサイエンスセンター
7月:「ステップアップEBM実践ワークブック」
名郷 直樹 南江堂
都合により変更することがあります。
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健康支援(第1日曜日開催)
基礎編 薬剤師が地域の健康支援へ参加するための知識と技能(B03)
村田 正弘
認定NPOセルフメディケーション推進協議会 専務理事、薬剤師
講義内容
医療は国民に安全と安心を保証する社会保障の要で、超高齢社会において医療資源を効率的に使うことが課題です。厚生労働省は平成25年度より新たな医療計画の実践を開始しますが、地域における医療連携と在宅医療の拡充が焦点です。疾病の治療とともに予防は緊急の課題なのです。健康維持、疾病予防は国民に均しく求められ、それを支援する体制には薬剤師の積極的な関与が期待されています。必要な法制度を含めた知識、技能を解説します。
| 2013年 | 講義概要 |
|---|---|
| 6月2日-1 | セルフメディケーション1 概念と現況 (G06-B030113060201) 講師:村田 正弘 セルフメディケーションの概念と生活者の健康に関する意識を理解する。社会保障制度が財政的危機を迎える中において、医療経費の抑制のかぎは健康維持管理にある。一般市民の啓発、参加を促進する動機づけに必要な知識、データを示す。 到達目標:顧客や一般市民に説明し、共感を得て実践に導く。 |
| 6月2日-2 | 健康運動の基礎 (G06-B030213060201) 講師:菅野 隆(健康運動指導士、ヘルスケアトレーナー) 株式会社 健康創研 代表取締役、日本健康運動研究所 代表 メタボリックシンドローム、その他の生活習慣病や、腰痛、肩こり、膝痛などの不定愁訴の予防、改善、さらにはストレスによるこころの病や介護予防に至るまで、それらの各々の病態や症状に対応して、どのような日常での身体活動、運動とその量が予防・改善に効果的なのかを具体的に把握し、相談者のバックグラウンド、特性に合わせて、適切で効果的な運動メニューが作成でき、アドバイスできるスキルを学ぶ。また、それらの具体的運動方法を実技で体感し、理解を深める。 到達目標:健康運動の理論を理解し、実践方法を実習し、その経験を生かして生活者個々に運動メニューを提示できる。 |
| 6月2日-3 | 健康運動演習 (G06-B030313060201) 講師:菅野 隆(健康運動指導士、ヘルスケアトレーナー) 株式会社 健康創研 代表取締役、日本健康運動研究所 代表 対症別運動法の日常健康運動メニューを、個々の年齢、生活環境、生活状況、身体状況等に合わせて、いかに無理なく、抵抗感なく効果的にアドバイスできるかを、実際にペアでのロールプレイを行い実習し、それらのアドバイススキル、モチベーションスキルを高め、獲得し、グループワークでそれらのスキルを共有し、高める。 到達目標:無関心だった生活者に日常生活に運動をとりいれることに抵抗感をなくし、参加していただくアドバイススキルを獲得する。 |
| 6月2日-4 | 薬剤師に関連する法制度 (G06-B030413060201) 講師:村田 正弘 薬事法、医療法など医療関連法制度について、最近の改正や注目点について背景を含め解説する。また、健康増進法、食品安全基本法、災害救助法、他地方条例など職能や業務に直接影響する法制の意図や注意点を指摘し、医療連携が円滑に推進されるよう支援する。 到達目標:実践する行動について準拠する法制度を説明できる。 |
| 7月7日-1 | 一般用医薬品の知識 (G06-B030513070701) 講師:村田 正弘 宅在宅医療は地域における医療機関、介護施設との連携のもとに薬局・薬剤師は医薬品、衛生材料の供給を担当する。一般用医薬品、特にスイッチOTCをめぐる動きや薬剤師が説明責任を果たしていないという厳しい批判に応えるために必須の事項について解説する。 到達目標:医療従事者、患者・家族に対し、OTC医薬品について効果と安全性を自信をもって説明できる。 |
| 7月7日-2 | 看護からのアドバイス (G06-B030613070701) 講師:西山 弘子(看護師) 外来看護は入院看護に対して「生活看護」と言われるように、病気や障害を持った人々が病院や医院へ通院して治療過程(回復過程)を通して、その人らしい健康生活が送れるように健康管理、健康指導、健康教育を実践します。医師の行う治療過程(検査、処置、手術、投薬、リハビリ等)を受けざるを得ない患者に対して、看護師は治療と同時進行で生活過程の援助を行い、1人ひとりの自分らしさの健康生活が実現できるように回復過程として援助します。人間は元来、セルフケアを中心に生活する存在であり、セルフメディケ―ションの基礎知識がQOLの向上や疾病の予防にもいかに大切であるかを説明します。 到達目標:薬剤師と看護師の有機的連携を図るために看護の役割と機能を知る。 |
| 7月7日-3 | カウンセリング1 「わかっていてもできない」を支援するカウンセリング (G06-B030713070701) 講師:佐野 幸子(薬剤師、保健学修士、ストレスマネージャー) TOSネットワーク メディカル部門 代表 一般市民の健康への意識を高め、病気予防のためのセルフケアを支援することが出来る薬剤師を目指す。わかっていてもできない健康行動を変容させるための気づきを促し、病気を作っている背景を見つけて、行動変容へ結びつける第1歩の支援ができるような関わりを学ぶ。 到達目標:カウンセリングマインドをもったコミュニケーションスキルを身に着ける 。 |
| 7月7日-4 | カウンセリング2 在宅医療に向けてのカウンセリング (G06-B030813070701) 講師:佐野 幸子(薬剤師、保健学修士、ストレスマネージャー) TOSネットワーク メディカル部門 代表 これからの在宅医療への薬剤師の進出に向けて、医療に頼るだけでなく、個々人の真の健康を支援できる薬剤師をめざす。病気を心と身体の両面から支援できるようなカウンセリング、ストレスマネジメントスキルを学ぶと同時に自分の心のケアもできるように実習する。 到達目標:信頼を得て患者や家族を支えていけるカウンセリング力を身に着ける。 |
| 9月1日-1 | 食事と栄養管理 (G06-B030913090101) 講師:西村 登喜子(管理栄養士、健康運動指導士) 三木山陽病院 栄養科 薬局現場において、日常の食事内容を聞き取り病態に沿った栄養学を学ぶ。食事だけでは無理、運動だけでは続かない、メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防・改善に必要な「食事の改善」+「適度な運動」の継続を目指す。 到達目標:食事内容を聞いて改善すべき点を指摘し、具体的な献立をアドバイスする。 |
| 9月1日-2 | トクホ・サプリメント(健康食品) (G06-B031013090101) 講師:村田 正弘 医薬品と食品についての法的区分を明確に解説する。健康増進法による特別用途食品制度―保健機能食品(特定保健用食品、栄養機能食品)、病者用食品等について現況とその効用について述べる。いわゆる健康食品、サプリメントの販売責任、放射能汚染食品の扱い等について正しい見解を伝える。 到達目標:医薬品以外の製品について正確な位置づけとその効用、限界について自分の見解を正しく説明できる。 |
| 9月1日-3 | 食事と栄養 選び放題、取り放題 目で楽しむバイキング (G06-B03111309010) 講師:西村 登喜子(管理栄養士、健康運動指導士) 三木山陽病院 栄養科 食事と運動のちょっとした工夫や心がけで、エネルギーの摂り過ぎや体重増加を防ぐポイントを提供。栄養バランスだけでなく「食べる順序」「時間」「タイミング」「よく噛む」ことが大事。料理カードの実際を提示しご自分の1日の食生活をチェックしましょう。 到達目標:食事を見直し、運動を心がけ、身近なところから生活習慣を改善して、病気の予防や管理をする。 |
| 9月1日-4 | 総合討論 (G06-B031213090101) 講師:村田 正弘 講師:西村 登喜子(管理栄養士、健康運動指導士) 三木山陽病院 栄養科 日常生活の中で具体的に健康維持を行う際、生活者は自分、家族、職場などの環境によって様々な問題に直面し決断を迫られる。相談に応じ、支援する薬剤師に求められるのは共感し、食事、運動、医療全般に配慮した判断と選択肢の提示である。受講者の経験も含めた実例について討論したい。 到達目標:あらゆる年齢、家庭環境、健康状態の相談者に自信をもってアドバイスできる対応ができること。 |
テキスト:「エビデンスと実践事例から学ぶ運動指導」 菅野 隆 他 中央法規出版 2009年
都合により変更することがあります。
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OTC医薬品の相談販売(第1日曜日開催)
OTC医薬品の相談販売 ベーシック・アドバンス(B01)
客員教授 吉岡 ゆうこ
(有)ネオフィスト研究所 取締役所長、薬剤師
講義内容 [ベーシック]
日本においては、少子高齢化、社会保障費の増加などにより、セルフメディケーションの重要性がますます高まってきています。そのような中、2009年、薬事法医薬品販売制度改正が行われ、第1類医薬品は薬剤師による情報提供が義務付けられました。今後のスイッチOTC医薬品の動向にも目を向けておく必要があります。OTC医薬品の相談販売を行うには、OTC医薬品相談販売プロトコールの知識とコミュニケーション技法を身につけておく必要があります。しかしながら、4年制薬科大学時代には、大学ではなかなか学べなかった分野でもあります。いま、ここで、OTC医薬品相談販売のこつを身につけておきましょう。
まずは、西欧におけるOTC医薬品の販売に目を向けてみます。西欧において、薬の販売を行う薬局の原形ができあがったのは、9世紀頃のアラビアと言われています。そして、1240年神聖ローマ帝国の皇帝フリードリッヒ2世により、最初の医薬分業が始まりました。西欧における医薬の歴史と海外の薬局の機能、特にOTC医薬品相談販売の取り組みを学びます。国の制度が違えば、日本で言うところの医療用医薬品が薬局で販売されています。そして日本の医薬品販売に関する薬事法改正の意義とその概要を学びます。次にOTC医薬品相談販売の基礎となるOTC医薬品の添付文書の読み方と体系付けられた医薬品相談販売プロトコールを学びます。
OTC医薬品の相談販売には、顧客とのコミュニケーションは欠かせません。コミュニケーション技法を学び、顧客から情報収集を行い、アセスメントを行い、顧客のニーズにあったOTC医薬品を選択し、その選択した医薬品を適正に使用してもらうための情報提供を行います。これすなわち頭をSOAP回転していくことであり、調剤における服薬支援時のSOAPとなんら変わりません。
この講座は全員参加型にて、二人組のコミュニケーション、全体シェアリング(意見の交換)、ロールプレイを録音し振り返るなどのワークを行っていきます。
| 2013年 | 講義概要 |
|---|---|
| 6月2日-1 | 西欧における医薬の歴史と海外の薬局 (G06-B010113060201) 西欧における医薬の歴史と海外の薬局事情を履修します。 到達目標:西欧の医薬の歴史との西欧の薬局の機能を知る。 |
| 6月2日-2 | 日本における医薬品販売制度改正 (G06-B010213060201) 2009年薬事法医薬品販売制度が改正されましたが、その改正までの流れと概要を履修します。 到達目標: 日本における医薬品販売制度を知る。 |
| 6月2日-3 | OTC医薬品の添付文書の読み方とOTC医薬品の相談販売プロトコール (G06-B010313060201) OTC医薬品の添付文書の見方、読み方を履修します。OTC医薬品の相談販売には、プロトコールという販売の流れがあります。その販売の流れのこつを身につければ、どのようなカテゴリーの医薬品でも応用ができます。 到達目標:OTC医薬品の添付文書の読み方を知る。OTC医薬品の相談販売プロトコールを知る。 |
| 6月2日-4 | OTC医薬品相談販売の基礎となるコミュニケーション技法 (G06-B010413060201) OTC医薬品の相談販売を行うには、顧客とのコミュニケーションが欠かせません。ここではコミュニケーション時に生まれるコミュニケーション・ギャップを認識します。図形ゲームを通じて、伝えたいこと=伝わったことにするための方策を意見交換し、気づきを高めます。その後メラビアンの法則に則った言語的コミュニケーション、準言語的コミュニケーション、非言語的コミュニケーションなど基礎的事項を履修します。 到達目標:コミュニケーションギャップがあるという前提にたったコミュニケーション技法を知る。 |
都合により変更することがあります。
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講義内容 [アドバンス]
OTC医薬品相談販売プロトコールとコミュニケーション技法を用いて、頭が痛い顧客と胃の調子が悪い顧客へのOTC医薬品相談販売を実践します。最後は模擬客とのロールプレイにて、学んだ技法を用いたOTC医薬品相談販売に挑戦します。
| 2013年 | 講義概要 |
|---|---|
| 7月7日-1 | 頭が痛いときのOTC医薬品相談販売 (G06-B010513070701) 頭痛について、頭が痛いときの相談販売の流れ、販売前に確認すべきこと、販売時に必要な情報提供、解熱鎮痛薬の選び方、頭が痛い時のセルフケア(養生法)を履修します。 到達目標:頭が痛い顧客に対するOTC医薬品相談販売プロトコールを知る。 |
| 7月7日-2 | OTC医薬品相談販売ロールプレイ (G06-B010613070701) 顧客と薬剤師を実践し、医薬品相談販売のロールプレイを行いICレコーダーに録音します。録音した自分の声を聞き、自分のコミュニケーションスタイルや、技法の習熟度を振り返ります。ことばぐせ、準言語、言語につき、気づきを深めます。 到達目標:ファーマシューティカルインタビュー技法を駆使して、薬剤師として必要な情報が収集できる。自分自身のコミュニケーションスタイルを知る。準言語、言語の改善点をあげる。 |
| 7月7日-3 7月7日-4 |
頭が痛い顧客への相談販売ロールプレイ (G06-B010713070701)(G06-B010813070701) 3人組にて模擬客、薬剤師、評価者のワークを行います。薬剤師はOTC医薬品相談販売を行い、ICレコーダーに声を録音し、ビデオカメラに映像を録画します。模擬客、評価者は終了後、コミュニケーション、OTC医薬品相談販売内容についてフィードバックします。その後、薬剤師はビデオ映像を振り返り、非言語部分のチェックを行います。 到達目標:頭が痛い顧客への相談対応ができる。適正なOTC医薬品を選択できる。ファーマシューティカルインタビュー技法、メラビアンの法則を意識したOTC医薬品相談販売ができる。 |
| 9月1日-1 | 胃の調子が悪いときの相談販売 (G06-B010913090101) 胃痛について、胃の調子が悪いときの相談販売の流れ、販売前に確認すべきこと、販売時に必要な情報提供、胃腸薬の選び方、胃の調子が悪いときのセルフケア(養生法)を履修します。 到達目標:胃の調子が悪い顧客に対するOTC医薬品相談販売プロトコールを知る。 |
| 9月1日-2 9月1日-3 |
胃の調子が悪い顧客への相談販売ロールプレイ (G06-B011013090101)(G06-B011113090101) 胃痛について、胃の調子が悪いときの相談販売の流れ、販売前に確認すべきこと、販売時に必要な情報提供、胃腸薬の選び方、胃の調子が悪いときのセルフケア(養生法)を履修します。 到達目標:胃の調子が悪い顧客に対するOTC医薬品相談販売プロトコールを知る。 |
| 9月1日-4 |
模擬客とのOTC医薬品相談販売ロールプレイ (G06-B011213090101) 代表者による模擬客-薬剤師のOTC医薬品相談販売ロールプレイを実践します。ファーマシューティカルインタビュー技法、メラビアンの法則を意識しながらOTC医薬品相談販売を実践します。ロールプレイのあと、模擬客からの率直なフィードバックを聞き、コミュニケーションギャップが生じていないか振り返ります。観察者は良かった点や改善した方がいい点などをフィードバックします。観察者は第3者の目線でコミュニケーションを意識します。 到達目標:模擬客とのロールプレイというコミュニケーションの学習方法を知る。模擬客のフィードバックによりコミュニケーションギャップを知る。 |
都合により変更することがあります。
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漢方前期(第4日曜日開催)
東洋医学の理論と臨床の実際 (A01)
客員教授 大野 修嗣
大野クリニック 院長、国際東洋医学会 理事、埼玉医科大学第2内科 非常勤講師、日本大学医学部 非常勤講師、医師、薬剤師
講義内容
高度に発達した現代医学が遍く行き渡った日本社会においても、薬局、鍼灸の治療施設を含めた医療現場では、伝統的医学が支持され、多くの人々が恩恵を受けている。しかし、必ずしも正当で、正確な情報として伝わっていないことが危惧される。日本における伝統医学は東洋医学と呼ばれ、湯液(漢方薬)と鍼灸が両輪をなす。本講義では、その両面から基礎理論に始まり臨床の現場での有用性に至るまでを解説し、どこにその存在価値があるのかを明らかにしたい。
| 2013年 | 講義概要 |
|---|---|
| 4月28日 | 漢方医学と西洋医学の比較、時間軸で病態をみる漢方医学 (G06-A010113042801) 講師:大野 修嗣 漢方医学と西洋医学を比較することによって、漢方医学の特質を考える。西洋医学では捉えられない病態、漢方医学独特の治療戦略を明らかにする。漢方医学は病態に時間軸を入れて理解するが、西洋医学においては時間軸を考慮することが少ない。時間軸を考慮しながらの病態の認識と治療方法の選択は漢方の特筆すべき特徴である。具体的な症例を提示して、西洋医学と際立った漢方医学の特徴を述べる。 |
| 5月26日 | 鍼灸総論 −鍼灸治療とは?− (G06-A010213052601) 講師:山口 智(鍼灸師) 埼玉医科大学 東洋医学センター 講師 漢方(東洋医学)の治療方法は、湯液と鍼灸に大別される。鍼灸治療の基本である経絡(ツボの道筋)と経穴(ツボ)を解説し、全人的医療である鍼灸治療の特質を述べる。 |
| 6月23日 | 漢方医学の基礎理論(陰陽、虚実、寒熱、表裏) (G06-A010313062301) 講師:磯部 秀之(医師) 埼玉医科大学 東洋医学センター 講師 「陰陽」とはこの世の森羅万象(物質と現象)を陰と陽との相対する2つの性質に分けてその有様を把握認識する古代中国の哲学である。「虚実」とは体質・体力・病態の激しさなどから適切な治療方法を選択するための概念である。「寒熱」とは病気の熱的性質の概念である。また「表裏」は病気の主座が人体の表面にあるのか、深部にあるのかを表現する概念である。以上のそれぞれの概念を総合して漢方医学のいわゆる「証」が導き出される。これらの手段によっていかなる病態が現出するのか、どんな漢方薬が適応するのか、具体的症例を供覧する。 |
| 7月28日 | 恒常性維持機能と気血水 (G06-A010413072801) 講師:大野 修嗣 西洋医学において、生体の恒常性維持機能の破綻は、内分泌、神経系、免疫系の異常として感知されるが、漢方医学では、気血水の異常として捉えている。漢方の重要な病態把握の一つである気血水の概念について解説する。さらに、そうした概念を活用した具体的な症例を提示する。 |
都合により変更することがあります。
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漢方エキス製剤のDrug Informationと服薬指導 (A02)
客員教授 赤瀬 朋秀
日本経済大学大学院 教授、薬剤師
講義内容
本講座では、臨床現場において活躍中の薬剤師実務家を招聘し、漢方エキス製剤の調剤および服薬指導を行う際に留意している点や、工夫している点について解説する。特に、薬剤師が業務を行う際に必須となる漢方エキス製剤のDrug Informationの考え方、組み立て方、応用の仕方について詳細に解説する。
| 2013年 | 講義概要 |
|---|---|
| 4月28日 |
漢方エキス製剤のDrug Informationを創る (G06-A020113042801) 講師:赤瀬 朋秀 漢方エキス製剤は日常臨床にどの程度必要なのか、その現状について概説する。また、情報源としての医薬品添付文書の読み解き方や、考え方、応用の仕方について解説する。 |
| 5月26日 |
保険薬局実務と漢方薬の服薬指導 (G06-A020213052601) 講師:佐藤 大輔 桂元堂薬局 薬局長 保険薬局における漢方薬の調剤及び服薬指導について、基礎的な事項を中心に講義を行う。 |
| 6月23日 |
疾患領域別漢方エキス製剤の服薬指導 (G06-A020313062301) 講師:難波 昭雄(薬剤師) 横浜薬科大学 薬学部 臨床薬学科 薬剤学研究室 講師 消化器疾患、神経・筋疾患に用いられる漢方エキス製剤を中心に、医薬品添付文書の読み解き方や、考え方、服薬指導の実例等について解説する。 |
| 7月28日 |
疾患領域別漢方エキス製剤の服薬指導 (G06-A020413072801) 講師:稲葉 健二郎(薬剤師) 社会福祉法人相模更生会 総合相模更生病院 薬剤部長 産科・婦人科疾患に用いられる漢方エキス製剤の応用、治療の現状、および服薬指導の実例について解説する。 |
テキスト:「漢方の医薬品情報と服薬指導 〜服薬指導に使える漢方薬のDIの考え方・探し方・伝え方」
赤瀬 朋秀 他 薬事新報社 2011年
都合により変更することがあります。
講義タイトル下の( )内は講義の単位識別コードです。
重要漢方処方解説 (A03)
客員教授 石毛 敦
横浜薬科大学 薬学部 漢方薬学科 漢方薬物学研究室 教授、薬剤師
客員教授 岡安 維蓉
横浜薬科大学 薬学部 漢方薬学科 漢方薬物学研究室 研究員 医学博士 鍼灸師
講義内容
今なぜ漢方薬が見直されているのでしょうか。また、薬剤師が漢方を学ぶ必要があるのでしょうか? このような疑問が多くの薬剤師の先生から投げかけられます。結論から言えば、全ての薬剤師は漢方を知る必要があると私たちは考えております。なぜでしょうか?
また、日常診療の中に取り入れられている感の強い漢方薬ではありますが、「どうも漢方薬の服薬指導は苦手で!」という声を聞くのも事実少なくありません。漢方薬の投薬内容から何を読み取れば患者さんに正確な服薬指導ができるのでしょうか。本講座では、その疑問にお答えしたいと考えております。
薬剤師の対応により医師と患者のコミュニケーションは強固にも軟弱にもなります。最悪の場合は信頼関係すら損ないかねません。漢方薬は証により投薬されます。従って、処方内容で病名が必ずしも明らかになりません。その時にどのように対処したら良いのか? を学んでいただきます。
ここでは、漢方の勉強法を中心に、生薬の薬能の解説にも触れていきたいと思います。またその都度、服薬指導をどうするかをご一緒に考えてみたいと思っております。かなり欲張りな企画ではありますが、どこまでできるのか体験していただければ幸いです。処方名が分からなくとも服薬指導は可能です。是非実感を!
| 2013年 | 講義概要 |
|---|---|
| 4月28日 | 薬剤師の必要性 (G06-A030113042801) 講師:石毛 敦 気とはエネルギーです。それが足りなくなればどのような症状が出てくるのでしょうか? それを治すためにはどのような生薬が必要か? それらの生薬が配合されている漢方薬は? その漢方薬の役割、何をしたい方剤なのか? なぜその漢方薬にその生薬が配合されているのか? その意味を詳しく解説していきます。 |
| 5月26日 | 気血水の概念・気滞気逆の病態 生薬そして漢方薬 (G06-A030213052601) 講師:岡安 維蓉 エネルギーである気が滞ったらどのような症状が出てくるのでしょうか? その症状があれば、必要な生薬が分かります。そしてどの漢方薬を選べば良いのでしょうか? 詳しくお話しいたします。 |
| 6月23日 | 気血水の概念・血虚と瘀血の病態 生薬そして漢方薬 (G06-A030313062301) 講師:岡安 維蓉 血が不足したら(血虚)、血が滞ったら(瘀血)? どんな症状が出るのでしょうか? その時に必要な生薬は? 漢方薬はどのように選べば良いのでしょうか? 服薬指導はどのように行ったらよいのでしょうか? 詳しくお話しさせて頂きます。 |
| 7月28日 | 気血水の概念・水滞の病態 生薬そして漢方薬 (G06-A030413072801) 講師:岡安 維蓉 水が滞ったら(水滞)? どのような症状が出るのでしょうか? その時必要な生薬は? 漢方薬はどうやって選べば良いのでしょうか? 服薬指導の実際についても触れさせて頂きます。 |
テキスト:「漢方処方と方意」 石毛 敦、西村 甲 南山堂 2010年
都合により変更することがあります。
講義タイトル下の( )内は講義の単位識別コードです。


