明治薬科大学 広報 No.99
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アドバイザー制度の紹介 本学のアドバイザー制度についてご紹介します。アドバイザーは教員が担当し、学生が学業上の指導を受けたり、学生生活の上で困ったことがあったときに相談する制度です。1年次に担当のアドバイザーが決定し、3年次まで相談に応じる「フレッシュマンアドバイザー」と、留年した際に指導にあたる「留年生アドバイザー」が制度としてあります。 新入生各人にはフレッシュマンアドバイザーとして教員が1名ついています。1名の教員は、5名程度の学生を担当し、前期と後期に各1回面談することを基本とします。留年生アドバイザーは学生1名に教員1名がつき、教務課と連携しながら、再履修などのきめ細かい指導にあたります。前年度までの学生の出席や成績状況を確認するとともに、少なくとも年3回の面談を通じて、留年に至った経緯について学生と一緒に検討するとともに、確実な進級へのアドバイスを行います。 これらのアドバイザー制度は学生の持ついろいろな悩みに対応します。主に1年次には初めて受ける専門科目や試験などへの質問がありますが、クラブなどで良き先輩に出会うことで、徐々にアドバイザーの役割は減っていきます。ただ、稀ではありますが、薬学という方向に対する悩みを抱える学生が出ることもあり、アドバイザーだけではなく、学生支援課職員も加わっていただき、解決の道を探ります。4年次からは研究室に配属されるため、研究室の教員が卒業まで指導や相談に携わっています。就職や卒業論文、卒業試験があることから、研究室の教員の役割は非常に大きいと言えます。 本学にはアドバイザー制度以外にも、学生に対する支援制度が設けられていますので、ここで紹介させていただきます。こころの健康相談については学生からの要望があれば、カウンセラーとの面談が可能な体制がとられています。男女1名ずつ、計2名の臨床心理士が週に各1日ずつ、また、心療内科を専門分野とする校医が月に1日在室し面談に応じています。学修支援には、全教員がオフィスアワーを決めて全学的に周知し、学生の指導・相談に対応しています。さらに、基礎学力が十分身についていない学生を対象に、本学を定年退職された教員による基礎教育支援制度による個別指導も行っています。(学生厚生委員長 兎川 忠靖)マルチメディア教育環境の充実 大学教育におけるICT(Information and Communication Technology)の導入が近年急速に進み、ICT教育設備の充実および有効活用が図られています。明治薬科大学では平成10年の清瀬キャンパス移転に伴い、マルチメディア教育環境の整備事業にいち早く取り組んできました。本学のマルチメディア機器の基本構成は高速ネットワーク基盤、ポータル(学内情報ネットワーク環境入口)、CALL教室、各種情報発信システム、およびMY−CAST(マイキャスト)(MeiYaku−Campus Support Tool)と呼ばれる学習支援システムからなっています。MY−CASTには授業収録・配信システム、講義資料の閲覧・配布、レポート管理機能等があり、学生の自習支援とレポート等の課題を通して学生と教員との疎通を図る機能を備えています。薬学教育6年制に伴って建てられたフロネシス(総合教育研究棟)には実務実習のプレ実習やOSCEに対応したモデル薬局、散剤・水剤・錠剤・注射・無菌調製の各調剤室、鑑査・病棟服薬指導室、準備室が設けられ、学内LANに接続したマルチメディア機器がいつでも使えるよう設置されています。また、大講義室と2つの中講義室にはハイビジョン画像の資料を生かした授業ができるように資料提示装置やプロジェクターが設置され、解剖図や化学反応画像など教育には欠かせない精細な画像資料が利用できます。実務実習は病院薬局や調剤薬局など学外施設で行われるので、学生・指導薬剤師・教員間での円滑な連携が求められます。そのため、ICTを利用した各種実務実習支援システムおよび本学独自に構築したWebノートシステム等を活用してきめ細かい相互連携を実現しています。(マルチメディア教育委員長 石橋 芳雄)8

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