明治薬科大学 広報 No.98
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寄付講座セルフメディケーション学 公開シンポジウム2016 ウエルシアホールディングス株式会社による寄付講座セルフメディケーション学研究室が、本学に平成24年10月1日に開設されてから本年で4年目になります。セルフメディケーションを中心に地域の健康維持推進を目的とした4年目の研究成果を公開するために、平成28年10月22日(土)に第4回公開シンポジウム2016を開催いたしました。 本年度のシンポジウムにおける主題は、「健康維持・予防に寄与する かかりつけ薬剤師を目指して」であり、特別講演として厚生労働省より中井清人先生をお招きして、「集中率下げ、顔の見える関係を〜かかりつけ薬局しか生き残れない〜」の演題にてご講演を頂きました。そのご講演の中で中井先生は、「門前薬局では、薬局・薬剤師の役割や価値を説明できないことから、かかりつけ薬剤師あるいは地域包括医療の面から、この役割と価値を明確化しなければならない」と語られ、また「現場の薬剤師や大学に在籍している先生方には、薬剤師の役割・価値を示すエビデンスを研究論文として積極的に投稿して欲しい」と問いかけるなど、大変熱いご講演を頂きました。 また、本研究室が取り組む最新研究結果から、患者ニーズに応じた一般用医薬品の選択方法、薬局で指導できる安全で効果的な運動方法、薬局における健康チェック、生活習慣改善指導方法とその成果など、5演題の発表を行いました。さらに本年度は新たな試みとして「薬局で実践支援できる運動メニューを体験するワークショップ」を企画し、参加者には実際に運動メニューをご体験頂くことで、薬局が行う健康サポート方法の具体例を提案することができました。 以上のように「健康維持・予防に寄与する かかりつけ薬剤師を目指して」のテーマにふさわしく活発な講演、討議が行われ、学内外の皆様にご参加頂き、盛会なシンポジウムとなりました。(セルフメディケーション学寄付講座教授 石井 文由)第19回MBI研究発表会報告 第19回MBI研究発表会が平成28年10月22日(土)、明治薬科大学において明治薬科大学主催、NPO法人サイバー・キャンパス・コンソーシアムTIES共催のもとに開催されました。本学では、情報技術革新に合わせて総合情報マルチメディア教育システムを整備し、教育へのICT活用研究を推進しております。この取り組みの一環として、新しいシステムやアプリケーションを紹介する“MBI(マルチメディアを利用した教育)発表会”と先進的な取り組みを紹介する “明治薬科大学ITコンソーシアム”を合同で毎年開催しております。今年度は、添田 百合子先生(創価大学看護学部成人看護学(慢性期))に「創価大学看護学部におけるデジタル教科書の活用と可能性」について御講演頂きました。また、学内の先生には、授業支援システムを利用したCALL教室の活用例について林 弘美先生(英語・英語学)および稲田 俊一郎先生(英語・言語学)に、MY-CASTを利用した参加型授業とゼミへの展開について石橋 賢一先生(病態生理学)に、また、PBL型アクティブラーニングの実践について熊澤 美裕紀先生(数理科学部門)にそれぞれ発表して頂きました。さらに、企業展示セッションでは参加企業から多くの先進技術が紹介されました。教育におけるICT活用の事例をもとに、ICTを利用した将来の教育の方向性について活発な議論がなされました。(マルチメディア教育委員長 石橋 芳雄)8

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