明治薬科大学 広報 No.100
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バイオテック・ジャパン2017 平成29年6月28日(水)~30日(金)、BIO tech 2017アカデミックフォーラムが、東京ビッグサイト(東京・有明)で開催されました。大学を始めとする様々な研究機関が参加し、口頭発表やポスター展示を通して研究シーズを発表しました。 本学からは野口 保 教授(薬学教育研究センター数理科学部門/生命情報科学)が、「タンパク質実験を支援するソフトウェアの開発」をテーマに、ポスター展示ならびに口頭発表をしました。当日は、数理科学部門/生命情報科学研究室の学部学生 竹内 將さんにも協力してもらい、展示ブースで来場者に対し技術説明をしました。 「タンパク質実験のボトルネックであるタンパク質発現・可溶性実験を支援する(ESPRESSO)」、「タンパク質立体構造・機能解析を支援するPOODLE(天然変性領域予測)」について、本学ブースを訪れた医薬品メーカー、酒造メーカー等の技術者の皆様から質問が寄せられ、3日間とも有意義な時間を過ごすことができました。 このような展示会等への出展の目的は、本学の研究シーズを、製薬企業などが抱える問題を解決するために有効活用してもらうことであり、共同研究・受託研究を通じて研究が進展し、社会に貢献できるよう今後も支援していきたいと考えています。(産学連携・研究支援室長 市川 肇) ご自身の小・中学校時代に学校薬剤師の存在を知っていましたでしょうか?!学校医や学校歯科医に診察をしてもらった記憶はあるけれど、学校薬剤師なんていたかなあ?という方が大半だと思います。実は、学校保健安全法によって大学以外の全ての学校には学校薬剤師を置くことになっています。附属薬局のある東久留米市でも、学校薬剤師会が組織されており、日々積極的な活動をしています。その中で小職も市内の小・中学校を1校ずつ担当し、春には学校教員との顔合わせや薬品点検、飲料水検査、夏はプールの水質検査やダニ検査、秋には照度検査や黒板検査、冬には空気検査やお薬教室など、1年を通して季節に応じた検査・取り組みを行っています。 学校薬剤師業務は薬学実務実習の実習項目にもなっているため、附属薬局で実習中の学生も必ず同行させ、検査業務を体験させています。学生と一緒に校内を歩いていますと、「何をしているの?」と児童から話かけて来てくれます。「僕たちは学校薬剤師といいます!今日はみんなが毎日飲む水の検査をしています」と答えながら、この子たちの記憶には学校薬剤師の存在が残ってくれると良いなと密かに期待している日々です。 また、生徒や保護者向けに薬物乱用防止教室を毎年開催しています。今年は8月25日(金)に東久留米市立第十小学校の学校保健委員会にお招き頂き、危険ドラッグについて講演を行いました。これから色々と難しい年頃のお子さんをもつ保護者の方々はとても真剣で、そのお気持ちにしっかりと応えられるよう準備し、情報発信して参りました。 この学校薬剤師業務を通して、地域での薬剤師の活躍や必要性を薬学生たちに感じてもらい、そして同時に多くの子どもたちが薬剤師という職業に興味をもち、夢や希望を抱いてくれることを期待しています。(附属薬局管理薬剤師 中島 正登)展示ブースで説明をする野口教授薬物乱用防止教室附属薬局の話題ー学校薬剤師業務ー19

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