明治薬科大学 広報 No.100
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日本薬学会医薬化学部会 創薬人育成事業平成29年度 関東地区オータムスクール 日本薬学会医薬化学部会では、平成24年度から創薬に関わる社会活動に積極的に貢献することを目的とし、創薬人育成事業をスタートさせました。本事業では、製薬企業の専門家が全国各地に出向き、創薬研究者を目指す大学生・大学院生を対象に、創薬現場の知識や経験について、実例を交えながら講義を行います。企業人が多くのメッセージを直接伝えることで、創薬研究の重要性とその魅力を広めていただくねらいがあります。 本事業は、毎年、全国8つの地域の約20か所で開催されていますが、関東地区では年2回(夏と秋)の開催とし、製薬企業の第一線で活躍されている3名の講師により実施しています。なお、学部間の垣根を取り去り、創薬に関わる理系の学生や教員などを広く対象とするため、開催場所は薬学系教育機関に限定していません。 さて、本年度のオータムスクールが平成29年8月25日(金)に本学清瀬キャンパス講義棟104教室で3名の講師をお招きして開催されました(表1参照)。いずれも研究の背景から最先端の実践的創薬研究まで、たいへん丁寧に講義していただき創薬人の熱いメッセージを直に受け止めることができ、有意義な時間を過ごすことができました。なお、事前のポスターやメールなどによる積極的な広報活動や周辺大学の教員の皆様のご支援をいただき、本学を含めて11大学から参加者総数168名(うち、学生119名)と、例年に比べ大盛況のうちに実施することができました。また、講演会終了後、3名の講師の方々をお招きして、カフェテリアで茶話懇談会を開催しました。ここでは、大学から本学教員と学生による手作りの様々な料理が振る舞われ、たいへん和やかなひと時を過ごすことができました。 最後になりましたが、このような魅力的なイベントの本学開催をアレンジしていただきました高山 廣光教授(千葉大院・薬学研究院、日本薬学会医薬化学部会長)、林 良雄教授(東京薬大・薬、日本薬学会医薬化学部会常任世話人)、並びに準備・運営をご担当いただきました齋藤 望教授をはじめ本学教職員の皆様に心から御礼申し上げます。(大学院薬学研究科長 齋藤 直樹)3名の講師の先生方を囲んで講師の先生方 前列左から2番目:高木 輝文(武田薬品工業中枢疾患創薬ユニット・ドラックディスカバリーケミストリー研究所・主任研究員) 前列左から3番目:桃崎 壮太郎(塩野義製薬株式会社・トランスレーショナルリサーチユニット・研究員) 前列左から4番目:竹宮 明広(田辺三菱製薬株式会社・創薬本部・先端医薬研究所・サブマネージャー)表1:平成29年度 関東地区オータムスクール プログラム(敬称略)項目氏名(所属)12:30受付開始進行役横屋 正志(明治薬大)13:20開会のあいさつ奥山 徹(明治薬大理事長)13:25「インシリコ技術を用いた創薬研究」座長高取 和彦(明治薬大)演者高木 輝文(武田薬品工業)14:25「創薬アプローチの変遷と化学研究者の役割」座長齋藤 望(明治薬大)演者竹宮 明広(田辺三菱製薬)15:25「創薬における分子イメージングの活用」座長高波 利克(明治薬大)演者桃崎 壮太郎(塩野義製薬)16:25閉会のあいさつ林 良雄(東京薬大・薬)18

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